エビングハウスフセンを使って1ヶ月位学習のスケジューリングをしたら捗った話

文章を書きたいという記事を書いてはや3ヶ月。お久しぶりです。

私は覚えることに大の苦手意識があります。 新しい知識を学んでも,略語がいっぱいで大変とか,あれこれこの前やったのになんだっけ。。。みたいになることが多数。 もっと効率的に物事を覚えたり勉強する方法がないだろうか。。。とずっと考えていました。

そんなある日,こんな物を見つけました。その名も「エビングハウスフセン」。

これがエビングハウスフセン(左:30日用,右:31日用)

エビングハウスフセン」の「エビングハウス」とは,忘却曲線で有名なエビングハウスさんの名前です。 超ざっくりいうと,どのタイミングで復習を行えば効率的に覚えられるかを実験してグラフ(曲線)で示したのが忘却曲線。 詳しいことはググって頂いたりWikipedia忘却曲線 - Wikipedia等を読んでいただければ概要がつかめるかと思います。 理論的な背景はおいておくとして,要するにフセンの日付のタイミングで復習をすれば,効率的に物事を覚えられるという仕組みです。

ということで実際に1ヶ月間使ってみました。使い方は簡単で,一番下の数字が学習した日付なので,勉強した日に勉強した箇所に貼り付けるだけ。さらにその上に3つの数字とキリトリ線があるのですが,この3つの数字が次に学習すべきタイミング。そしてその復習を終えたら一つづつ上からカットしていきます。

こんな感じで使います

上の写真だと,初回の学習日は2日(今のタイミングだと多分8/2にやってる)。すでに2回切れてるので2周回してますね。そして次回が30日で最終回となります。一番奥に貼ってあるのが,まだ初回だけ回して復習のタイミングが来てないフセンで,16日(今日じゃん!)と22日,そして隠れてますが9/12に復習をして終了という感じになります。

以下1ヶ月くらい使ってみた感想を書いてみようと思います。

学習のペースメーカーになる

まず楽だなあと思ったのは,学習のペース配分をしてくれるところ。いつやればいいかは全部フセンが教えてくれます。何をいつどれくらいどのペースでやるのかって結構考えるとそれだけで思考を使うし,仕事が忙しかったりすると忘れたり飛ばしたりということも発生しがち。でもエビングハウスフセンを使えば「今日はここやる日だぞ」とフセンが勝手に教えてくれるので,そのあたりを考える必要がなくなり,学習しやすくなりました。また,突発的な事情でスキップになっても,次の日にはちゃんとやらなきゃという風にリカバリーもしやすくなりました。

フセンなのであらゆる学習に使える

エビングハウス忘却曲線に基づいた学習支援ツールとして有名なのはAnkiみたいなフラッシュカードアプリがあったりしますが,Ankiはフラッシュカードのアプリなので,PCやスマホで単語を覚えたりみたいな学習には合っているのですが,他のジャンルの学習には使えません。でもフセンの形なら貼り付ければいいだけなので,本を読んだときにも使えるし,ノートに貼っておくこともできます。今の時代だと結構Kindle等で技術書を読む人が多いと思うのですが,未だに紙とノート派の私はフセンがピッタリ。物理的実体があると一覧性も高いし,開くのも楽です。

目標が設定されるのでトド打ち感覚で楽しめる

人間不思議なもので,日付が設定してあってそれを達成すると快感を覚えるものです。ゲーム感覚でフセンを切り落として行くような楽しみ方もできるので,学習に対するモチベーションが高くなりました。その辺のゲーム化をフセンを貼るだけでできてしまうので,とても効率的だなと思っています。

こんな感じで切ったやつを集めて楽しむなんて楽しみ方も

とまあこんな感じでメリットだらけのエビングハウスフセン,入手はネット通販でできます。

エビングハウスフセンchoosebase.jp

なんか種類がめちゃくちゃいっぱいあります。私が買ったのはとりあえず31日片面タイプと30日両面タイプ。何を買えばよいか分からなかったのでとりあえずお試しに2種類買ってみた感じですが,個人的には31日分のどれかを買っておけばいいかなーという感じです。というか30日タイプと28日タイプの使い道がよくわかっていないので誰か教えてほしい。。。今のところ31日分で困ってはいないです。ミシン目の有無や両面片面で色々選べるので,お好みのものを見つけてみてください。

ということで今回はエビングハウスフセンの紹介でした。皆様の学習ライフに幸あれ!